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tascam.jp/product/dt_990_pro/
ベイヤーのロングセラーモデル
多分5年以上前からありますよね
それでもなお人気なんですよね
魅力はどこにあるんでしょうか
雑な音
こう書くとイマイチなヘッドホンですよねw
落として上げる方向でw
ちなみにケーブルをoyaideさんのHWS-22にリケーブルしてあるDT990PROです
その点は後述で
まず音が雑なのが気になります
大げさですが、擬似的な音といいましょうか
低域はかなり出るのですが、雑
ベェーンってなるベース音が、ボーンって鳴っちゃう感じ
メタル曲でブラストビート、ベース、ギターのミュートピッキングが何かゴッチャになってしまいます
高域も刺さる
ま、個人的にはアリなのですが、やはり雑
大きくかたどってチャンチャン鳴ってる感じです
高域のピーク位置が妙なのかな
例えばハイハットがチンチンなってるのにシンバルでいきなりジャーン!なんて結構あります
これに伴う音質として、やはり定位の甘さ、解像度の低さが目立ちます
音場感として、頭の斜め上が特に出ません
凸←こんな感じ
シンバルの位置って結構斜め上な感じに出ますよね
そこが非常に曖昧です
こういった性能面ではイマイチな事を感じました
ダークネスなドンシャリ
ダークネス!暗いです、ダウナー
しかもノリが悪い
マリファナ系です
クスリだめ、絶対!
全体的に暗い音なので、んじゃあそっち系のハードロックとかいいんじゃないか?っと思ったんですよ
そしたらホントにダウナーw
ドロドロな感じですね、ヘドバンなどできるような感じではありません
どうもまったりというかグッタリ
上記の定位の甘さや低域の雑さが相まって、演奏者の位置や細かい描写などが感じられません
一瞬、PS1000と同じ傾向なのでは?と思ったんですがそうはいきませんでしたね
音の鮮度、みたいなのを求めてはいけない機種でしょう
環境に左右されにくく、扱いやすい
そろそろ上げますw
iPodで使ってみたのですが、非常に聴きやすいです
上記のようなイマイチな点が緩和されるように感じます
逆を言えば、環境についていけないとも言えるかもですが
ジャズはやはり合いますね
ベースラインがはっきり聞こえて、落ち着いたノリで聴けます
ただ、例えばエヴァンスなどの古い録音曲はいかんです
空気感や客の食器カチャカチャがうまく表現できていません
あれ、褒めてない・・・
いやね、いままで結構辛口ですけど、これは上位機種などを聞き比べて、の感想です
ごめんなさいw
この価格帯としては最高レベルの音質なのではないでしょうか
初めて高級ヘッドホンの世界に入るのには十分魅力的な機種
このあまりある低域と開放型という利点である音場感
そしてダークネス!
独特の世界観を演出します
それと、周りの演奏が止まり、ボーカルのソロになったときはグッとくるものがあります
おぉ、エロい声だすなぁって
少し声に厚みが出て、聴き入ってしまいますね
確かに他の機種と比較すると気になる点は多々でてくるでしょう
ただ、まずこのDT990PROを手に取ってください
今まで聴いていた曲を、もう一度聴き直したくなる魅力があります
ライバルとしてはHD595(598)でしょうか
扱いやすさはHD595だけど、個性はDT990PROでしょうね
それと、上記にも書きましたが、環境について行けない、と書きました
たしかに空間表現など対処しきれない点など見られます
でも音が破綻(言い方悪いな)するような事はありません
ある意味余裕のある鳴り方をするので、末永くお使いいただけるのではなでしょうか
あ、リケーブルの恩恵は?
そうなんです!そこ忘れてました
それがですね、多少、でした
特にoyaideのPCOCC-Aです、低域が減退してスッキリめの音になるのかなって思ってました
※修正:PCOCCでした、失礼しました
しかし、何機種かリケーブルしたことありますが、その中でも変化が少ない機種です
確かに少し明るめの音になりました
ボーカルも少し前に出て、聴きやすくなりましたね
でも、この機種はそのままの魅力で楽しんだ方がよい機種かも
超個人的評価
得意ジャンル:サイケトランス、ジャズ、ボーカルメインの曲、4つ打ちエロゲ曲
苦手ジャンル:バンド系、ノリのいい曲全般、ビーマニ系、ジュエルペット的な元気な曲
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